hakai2010シンポジウム

Twitterの会話から始まった「ハ会」。

先日6/22に渋谷シダックスホール2Fにて、建築・不動産の垣根を越えて「住宅」について考えるシンポジウムの第1回「VIVA!・中古」に行ってきました。(ボランティアスタッフとして)

 

日本初の不動産学科教授である齊藤広子氏の講演に始まり、途中までは難しい話が続く。

中盤以降は建築出身の私でも解る話へと進んでいった。

本人たち曰く、「大人の真剣な遊び」らしくフライヤーもテーマもオープニングも「インパクト」はあるのだが、話がすこしずれていた気する。最後の質問時にTwitterのつぶやきからその指摘がった。一番の問題は、お互いのフィールドに歩み寄ろうとしなかった(印象として)ことではないか。とくに不動産寄りのパネラーは「建築」の話を大してしなかった。

また、先進諸国である欧米と頻繁に比較することや、「ユーザー」の目線を強調していたことも気になる。自分の詳しい領域によって、12人ほどいるパネラー同士の会話から答えを導くのはもちろんいい。しかし、自分が知っていることが本当に正しいこと、特異なことではないのかと自問自答しながら討論されればより面白いシンポジウムになったのではないか。

テーマも、きっかけも、話も面白いだけにちょっと残念。

次回のパワーアップに期待。